干ししめじ 作り方 保存方法

干ししめじの作り方・保存方法まとめ

 

干ししめじの作り方

 

干ししめじの作り方と保存方法・調理レシピをご紹介しているページです。

 

干ししめじの特徴

 

しめじは日本の食卓に欠かせないキノコの一つですが、
干す事で従来のプリッとした食感から、コリコリとした食感へと変化します。

 

古来から「かおり松竹、味しめじ」と呼ばれていますが、
干しシメジにする事で、しめじその物が持っている旨みが格段にUPします。

 

じっくりと時間をかけて天日干しにした干ししめじは、
従来のしめじとは全く異なる品の良い香りを放つようになり、
ほのかに洋風を感じさせる非常に美味しい出汁が取れます。

 

調理した干ししめじを口の中で噛みしめてみると、
従来のしめじとは異なる品の良い旨みと香り、濃い味を感じる事が出来ます。

 

天日干しにする事で、
同じきのことは思えないほど味と風味が変化する干ししめじは、
管理人一押しの干し野菜の一つ。

 

雑炊・鍋物の具に最適ですし、パスタに入れても絶品です。

 

市販の干ししめじは殆ど見かけませんが、「何故無いのか?」と突っ込みを入れたい程。
ぜひ一度作って食べてみる事をお勧めします。

 

 

干ししめじの栄養成分 - 効果・効能

 

しめじと言っても品種は様々ですが、
スーパーなどで売られている一般的なしめじは「ぶなしめじ」と呼ばれる品種です。

 

「ぶなしめじ」はビタミンDやビタミンB群を多く含み、
体内では生成出来ない必須アミノ酸「リジン」を豊富に含んでいます。

 

自然の太陽光で干す事でビタミンDがアップする上に、
しめじの出汁には脂肪を洗い流す効果があるとも言われていますので
美容や健康の為にもたっぷり食べておきたいきのこの一つです。

 

 

干ししめじの作り方と保存方法

 

干ししめじの作り方と保存方法について詳しく解説していきます。

 

干ししめじの作り方

 

材料となるしめじは、近所のスーパーで売っている物で構いません。

 

干ししめじは非常に美味しく、常温でも3週間程保存が可能ですので、
安売りセールの時に大量に仕入れるのが経済的ですよ。

 

しめじの切り方

 

干ししめじの作り方 しめじの切り方

 

しめじは石づきの少し上の部分をカットします。
あまり切り過ぎるとバラバラになってしまいますので注意しましょう。

 

干ししめじの作り方 しめじの切り方 子房に分ける

 

石づきを切ったしめじを手を使って子房に分けていきます。

 

調理の際に下ごしらえの必要が無くなる様に、
料理にそのまま使える使いやすいサイズに分けていきましょう。

 

干ししめじの干し方

 

干ししめじの作り方 干し方

 

干し野菜用のネットや竹ざるにしめじが重ならない様に並べます。

 

干ししめじの作り方 干し野菜ネットに入れてベランダに干しましょう

 

天気が良い日を選び、太陽の光が当たる風通しが良い場所に干しましょう。

 

市販のしめじは他のきのこと比較すると水分を多めに含んでいます。

 

室内で干すと十分に乾燥が進まず失敗する事もありますので、
ベランダなどの風通しの良い、室外で干すのがお勧めです。

 

管理人の経験上、しめじは日光に長期間当てるほどに、
生のしめじにはない独特の良い香りと旨みを持つようになります。

 

太陽の恵みを存分に取り入れてあげるのが美味しい干ししめじを作る秘訣です。

 

 

干ししめじの干し時間

 

 

フルドライ(保存用)の場合には、3〜5日間。
セミドライ(調理用)の場合には4時間〜半日程度、日光に当てて干します。

 

しめじは水分量が多いので干す時間は多めに。
時々上下を裏返しながら、両面をしっかりと干しましょう。

 

 

干ししめじの完成イメージ

 

フルドライの干ししめじ

 

干ししめじの作り方 フルドライの完成イメージ

 

全体が茶色く色づき、
触ってみるとカサカサに感じるぐらい乾燥すれば完成です。

 

しめじは長期間日光に当てることで、
おがくずの様な香りをほのかに放つようになりますがこれは失敗ではありません。
この香りがしたらむしろ成功だと思ってください。

 

調理の際には、さっと水で洗った後に10分程度水かぬるま湯でもどします。

 

干ししめじ独特の風味と旨みを存分に味わいたいなら、
あまり長期間、水で戻し過ぎないのがお勧め。
香りと風味が水に溶け出して逃げてしまいます。

 

出汁を取る目的で使うならじっくりと時間をかけて戻すと良いでしょう。
ほのかに洋風を感じさせるような、びっくりするぐらい上品で美味しい出汁が取れますよ。

 

 

干ししめじの保存方法

 

 

フルドライの干ししめじなら、
保存用の袋や容器に入れて常温で3週間程度保存が可能です。

 

干ししめじの保存方法

 

ジップタイプの袋に乾燥材を同封して保存すれば、良い乾燥状態を保つ事が出来ます。

 

セミドライの干ししめじは保存袋に入れて冷蔵庫で4日ほど保存が可能です。

 

 

干ししめじの調理方法・レシピのヒント

 

 

干ししめじの調理方法は非常に沢山あります。
従来のしめじ料理の数だけ活用の幅があると思ってください(笑)

 

 

完全に乾燥したフルドライの干ししめじは、
うまみ成分とアミノ酸を豊富に含んでいるので、
雑炊や煮物、炊き込みご飯やスープに持って来いです。

 

 

■ 参考レシピ

 

牛脂が決め手♪ 干ししめじのほっこり濃厚スープ♪
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干ししめじの出汁はヘルシーで脂肪燃焼効果もあると言われているので、
ダイエット中の方にもお勧めです。

 

生のしめじとは比べ物にならない、
独特のうまみと香りを存分に楽しむ事が出来ますよ。

 

 

セミドライ・フルドライ共に、
動物性の脂との相性もバツグンなので
パスタや炒め物の具としても最適。

 

戻し汁を沸騰させてパスタと一緒に茹でて、
干ししめじパスタを作るとこれまた絶品です。

 

ぜひ一度お試しあれ^^ 

 

 

 

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