干し舞茸(乾燥まいたけ)の作り方と保存方法まとめ
干し舞茸(まいたけ)の作り方と保存方法・調理レシピをご紹介しているページです。
干し舞茸(まいたけ)の特徴
舞茸最大の特徴といえば、ふわっと香る華やかな香り。
干して乾燥させる事で、舞茸が放つ香りはより一層強くなります。
歯ごたえも生まれ、生のまいたけとは一味変わった食感に変化しますよ。
干し舞茸(まいたけ)の栄養成分 - 効果・効能
舞茸は古来から、
漢方薬の材料として使われているほど、
栄養豊かなきのこです。
舞茸特有の成分であるD-フラクションとX-フラクションには、
免疫力を向上させる効果と、コレステロールの九州を抑える働きがあります。
他のきのこと同様に食物繊維も豊富で、
体内の老廃物の排出を助ける(デトックス)効果も持っています。
干し舞茸(まいたけ)の作り方と保存方法
干し舞茸(まいたけ)の作り方と保存方法について解説していきます。
材料となる舞茸は、スーパーなどに売っている市販品でも構いません。
舞茸は虫が付きやすいキノコですので、
自家製の舞茸や原木栽培の舞茸を使う場合には、
濃度5%程の食塩水に30分ほど浸して虫ぬきをしてから使うと良いでしょう。
乾燥しやすいように適当な大きさの子房に分けます。
包丁を使うより、手を使ってほぐしていく方がやりやすいですよ。
切った舞茸を干し野菜ネットやざるなどに、
お互いが重ならない様にまんべんなく広げて並べたら、
太陽が良く当たる、ベランダなどの風通しの良い場所に干しましょう。
舞茸は非常に香りが強いキノコです。
天日干しにする事で更に香りが強くなりますので、
洗濯物などに香りが移る事もあるので注意しましょう。
一度に大量に干す時には、洗濯物と一緒に干すのはNG。
フルドライ(保存用)の場合には、2〜5日間。
セミドライ(調理用)の場合には4時間〜半日程度、日光に当てて干します。
時々上下を交代させて、両面を干しましょう。
ほんのり色が変わり、香りが強くなります。
表面が少し乾燥して、全体的にはしっとりしている程度でOK。
さっと水洗いすればそのまま料理に使えます。
全体が茶色に色づき、水分が全て飛んだ状態になれば完成です。
舞茸は干すとアクが強くなるので、
調理の際には、さっと水洗いしてぬるま湯で10分〜20分程度もどした後、
5分ほど下ゆでしてから使うと良いでしょう。
フルドライの干し舞茸は、保存用の袋や容器に入れて常温で約3週間。
セミドライの干し舞茸は、冷蔵庫で約4日保存が可能です。
ジップタイプの袋や密閉容器などに、乾燥剤をいれて保存すれば、
場所も取らずに、良い乾燥状態を保つ事ができますよ。
干し舞茸(まいたけ)の調理方法・レシピのヒント
華やかな香りが強まったフルドライの干しまいたけは、
炊き込みご飯や鍋などの具材に最適です。
干した舞茸はアクが強まりますので、
一旦水で戻した後に5分ほど下ゆでしてから使うと良いでしょう。
セミドライの干し舞茸は、
炒め物やてんぷらなどにすると非常に美味しく頂けますよ。
天日干しする事で、
舞茸の香りがより強まった自家製干し舞茸の美味しさを、
あなたも一度はお試しになってみてはいかがでしょうか?
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