干し野菜 作り方 干し方

干し野菜の作り方 干し方の基本

干し野菜の作り方は至ってシンプルですが、
野菜を干す為に必要な太陽と風は自然の贈り物です。

 

干し野菜作りに失敗しない為にも、
野菜の干し方の基本を押さえておきましょう。

 

干し野菜作りに適した季節と天気は?

 

 

干し野菜作りに適した季節は、

 

  1. 空気が乾燥している寒い冬
  2. 天気も良くて風通しがよい春〜初夏
  3. 気温が高くあっという間に水分が蒸発する夏

 

です。

 

1年を通じて殆どの季節で干し野菜作りを楽しむ事が可能ですが、
梅雨時期は湿度が高く野菜がカビやすい為、干し野菜作りには向きません。

 

長期保存用のフルドライ干し野菜を作る為には、
数日間続けて天日干しにする必要がありますので、
天気予報をチェックして天気が良い日が続く時を狙って作れば失敗が少なくなります。

 

私の経験上、
干し野菜作りで最も失敗が少ない季節は、
空気がよく乾燥して晴天が続きやすい冬です。

 

 

干し野菜作りに適した野菜を干す場所は?

 

 

日当たりのよい庭やベランダ、窓際などが最適です。

 

自宅にベランダが無い方や、
工場や車からでる排気ガスなどが心配という方は、
太陽が良く当たって風が通り抜ける窓際に干すと良いでしょう。

 

外で干すよりは時間が掛りますが、ちゃんと干し上がります。

 

 

野菜をカビさせないためには?

 

カビ

干し野菜作りで最も多い失敗は「カビ」です。

 

野菜は元々水分が多いのでカビやすいですが、
一日を通じて風が通り抜けやすい場所に干す事で、
野菜がカビる心配が少なくなります。

 

カビ対策にお勧めなのは「干し野菜ネット」。
あらゆる方向から風がよく抜けるので、
野菜にカビが生えてしまう心配が少なくなります。

 

 

ざるなどを使って野菜を干す際には、
皿や台の上に乗せるなどして風通しが良くなる様に工夫しましょう。

 

 

野菜を干すのに適した時間帯は?

 

干し野菜は洗濯物感覚で干す

 

洗濯物と同じ感覚で大丈夫です。
朝は太陽が出てくるころに干し、夕方は日が陰ってきたら室内に取り込みます。

 

夜間、外に出しっぱなしにしてしまうと、野菜が持っている水分が夜露を呼んで、野菜が湿気てしまいます。

 

カビや失敗の原因にもなるので、
夜間は室内に取り込んでおくのがお勧めです。

 

 

干し野菜の作り方 干し方の基本 - まとめ

 

太陽の光と風

 

干し野菜作りは至ってシンプル。

 

太陽の光と自然の風を上手に取り込んで、
野菜をしっかり乾燥させる為の環境を整えてあげるのが、
干し野菜の干し方の基本です。

 

 

「太陽の恵みと自然の風」を野菜に十分に取り込むために、
このページでご紹介した4つのポイントはぜひ抑えておいてください。

 

 

干し野菜の保存方法

 

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